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Amazon送料無料がとうとう部分的廃止、「あわせ買いプログラム」開始

Amazon.co.jpは、低価格帯の商品を中心に単品での注文が不可能となる「あわせ買いプログラム」を導入し、部分的ながらも送料無料を廃止した。なお、これはAmazon.co.jpの有料会員である「Amazonプライム」会員にも適用される。

Amazon.co.jpのアナウンスによれば、これまではすべての商品が送料無料だったところ、一部の「単品ではご注文いただけない低価格帯の商品」については、複数の商品とあわせて、合計2,500円(税込)になることで購入することが出来るようになるプログラムを導入した。低価格帯の商品では、これまで鉛筆などの非常に単価が安い商品でも厳重な梱包で送料無料でくることが話題となっていた。今回のプログラム導入により、こういったことは不可能となり、事実上「送料無料」の部分的な廃止となる。

例えば、鉛筆(木物語2B:324円)などに導入がされており、これらの商品はショッピングカート上で商品金額の合計が2,500円(税込)にならなければ注文確定ができない。また、「あわせ買い」の商品を購入したい場合は、「あわせ買い」の他の商品との合算が必要となるなど不便なことが多い。これらの該当する商品には「あわせ買い」のマークがついている。具体的な「あわせ買い」の対象となる商品について同社はコメントしておらず、あくまで買い物の際の「あわせ買い」マークだけで判別するしかない。

なお、「あわせ買い対象商品」がカートに入っている場合、「あわせ買い対象商品」と「そうでない商品」の両方がショッピングカートに入っていても、その合計金額が2,500円(税込)を超えなければ注文確定ができず、発送はされない。その為、「あわせ買い対象商品」をカートに入れたままでは、その後に「あわせ買い対象商品ではない通常の商品」をこれまで通りショッピングカートに入れても、その合計金額が2,500円(税込)に届かなければ、注文確定ができないことになるので注意が必要だ。

Amazon.co.jpで「あわせ買い」対象となっている商品のページ。このように「あわせ買い」対象商品であることが明示される。

この制度はインターネット上で明らかになると多くのユーザーが「改悪だ」と嘆いている。その最も大きな理由が「Amazonプライム」会員にもこの制度が適用される点だ。年会費3,900円を払うことで「送料無料、お急ぎ便無料」のメリットが享受できていた同会員制度も、全会員一律の送料無料制度導入により、実質的に「お急ぎ便無料」だけのメリットとなっていた。今回の「あわせ買いプログラム」は、この有料会員である「Amazonプライム会員」にも導入されるために、送料のために年会費を払っているユーザーまで「送料無料」の枠から離れてしまうことになる。

Amazonは2010年10月1日に、開業10周年を機に全ユーザーへのAmazon.co.jpが販売する商品の送料全面無料を発表し、翌11月1日から実施していた。全面的な送料無料は約14ヶ月で終了したことになる。

追記(22:39)
「あわせ買い対象商品」がショッピングカートに入っておらず通常の商品だけがショッピングカートに入っている場合は、当然注文確定ができ、送料もこれまで通り無料だ。なお、現段階で「あわせ買い対象商品」は非常に少ないものの、Amazon.co.jpの公式ページには「このプログラムによって、低価格帯商品の品ぞろえが拡大し、よりバラエティに富んだ商品をご購入いただけるようになりました。」とあるため、今後はマーチャント(出品者)による出品が多かった比較的低価格の商品もAmazon.co.jpが出品者として販売していくとの見方もある。

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